ドイツで納豆屋、その心は?

 

またまたすっかり更新が遅れてしまいました。

失礼致しました。

気まぐれに見て頂ければと思います。

 

Twitter(@natto24ger)の方が更新が多いので、

ご興味のある方は是非ドラマを見る感覚でフォローしてみてください。

(冗談です。笑)

 

 

 

 

今回はよくご質問を頂く、「結局Sophieは何をやってるの!?」

ということから派生をした話をしていきたいと思います。

 

 

私は現在、ドイツで納豆屋をやっているのですが、

ゆくゆくはブラジルで学校を建てたいとも言っています。

 

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・・・え?どういうこと?

なんも関係なくない?

 

 

そうなんです。

 

一見すると全く関係のないこの話、どう繋がっていくのかお話致します。

  

先ずは、

え、で、

そもそも何でドイツにいるの?

という話から。

 

 

私、実は日本の商社で会計系の仕事をしていたんです。

予算期には始発近くから終電近くまで会社におり、社畜のような日々を・・・

東南アジアを中心とした資産管理の仕事をしており、

とっても有意義に働かせてもらいました!

 

そんな毎日をときめく商社ウーマンだった私には

勿論ドイツのド、の字も思い浮かばず、

ブラジルのことばかり考えては

「ここでいっちょ功績を挙げて、絶対に営業に出るぞ!」

「ブラジルとの仕事に絶対関わる!なれるものなら部長職にもなりたい!」

「そしていつかブラジルにプラントとか建てて雇用を生み出す仕事をするんだ!」

と人知れず熱い想いを胸に抱いておりました。

 

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更には以前ドイツに旅行した際、

電車内でドイツ人に非常に冷たい対応をされたことから

「ドイツにはもう2度と来るか!」と思っていた過去すらあります。

 

正直なところ、当時はドイツなんて興味もありませんでした。

仕事柄、「ヨーロッパは再エネが強いんだふーん。」くらいでした。

 

 

そんな私がドイツに興味を持つなんて、

理由は1つしかありません。

 

 

そう、素敵なドイツ人に知り合ったことでした。

日本で。しかもファミリーマートで。

ええ、あの、コンビ二のファミマで知り合いました。

 

彼は旅行中、私は社畜中、土曜の昼下がりに、

私の心が“いらっしゃいませ”しました。

 

 

(出会ったその日に付き合い、数ヶ月で移住を決意、

半年で結婚して今月出会ってやっと1年目です。

この話も長くなるので、また今度。)

 

 

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!だがしかし!

 

私は恋愛にも人生にも妥協したくない、

面倒くさいこだわり女なので、

よっぽどの理由がない限りは、

何の計画もなしにドイツに行こうと思いませんでしたし、

納豆屋をやるだなんて当時は夢にも思いませんでした。

 

会社経由でドイツに飛ばしてもらおう!だとか、

彼がこっちにくれば良い!だとか、

大学院に行こうかなー。だとかモヤモヤと考えていました。

 

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そうか、分かった、なるほど。

 

って・・・

何でドイツで納豆屋なん。わら

院とか行けば良かったんちゃうん?

(私の友人風)

 

そうなんですよね、そう思ってたんです、私も。

 

でも、主人(当時は彼氏)が言うんです。

 

「納豆屋やりなよ。」

「納豆屋、絶対流行るよ。」

「こっちに居る日本人、納豆大好きだからさ。」

 

最初の私の反応はこうでした。

 

「納豆屋?」

 

「ヨーロッパ人があのネバネバと匂いを好きな訳ない。」

「日本人っていったってパイは小さいでしょう。」

「それに売れるならとっくに大手が参入してるよ。そもそも冷凍納豆あるやん!」

「それで皆満足してるジャン!」

 

「しかも、起業は今のところ考えてないし、

もしやるなら樹木の葉の部分がモジュールになってて、

葉の部分で発電、幹の部分で蓄電、そして地下送電できる太陽光パネルを作りたい!」

「理系の大学に入り直そうかなー。」

 

でも主人は言うんです。

 

 

「えー、納豆屋、やらないの・・・。」

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貴方だってそんなに納豆が好きな訳でもないのに、

何故納豆屋なんだと思いました。

 

(当時)出会ってまだ2,3ヶ月しか経たない人の

そんな勝手なアイディアに飛びついて、

私がキャリアを捨ててドイツに行くわけないと思いました。

 

でも思っただけでした。

 

 

そんなこと思っている内にドイツに来て、納豆屋になっていました。

 

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何故か。

 

理由はとってもシンプルです。

 

絶対売る!という熱量を掛けれる仕事であったこと、

未知数な分伸び代も大きく、ワクワクする仕事であったこと、

何より自身の人生の目標である、

【ブラジル・スラム街の人々に雇用を生み出したい】

という夢に直結していく可能性が大いにあったからです。

 

 

具体的に何故そう考えるに至ったのか、

どう繋げていくつもりなのかは、また次回お話したいと思います。

 

 

それではっ!